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Pro Plan専用マップで製作されたクイズ
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高校 2
数学

数II 09. 図形と方程式(3)円の方程式,直線,2円⭐

まなぶてらす じょん先生
4
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公開クイズ

問題 1

OX

【円の方程式】⭐ 点C(a, b) を中心とする半径 r の円を考える 円上の点を P(x, y) とすると CP=r すなわち CP²=r² よって (x-a)²+(y-b)²=r² 特に原点を中心とする円は x²+y²=r²

問題 2

選択式

点(4, -3) を中心とする半径5 の円の方程式を求めよ。

  • (x+4)²+(y-3)²=5²
  • (x-4)²+(y+3)²=5
  • (x-4)²+(y+3)²=5²

問題 3

OX

2点A(3, 4), B(5, -2) を直径とする円Cの方程式を求めよ。また,中心の座標と半径を答えよ。 中心は線分AB の中点だから {(3+5)/2, (4-2)/2}=(4, 1) また, r²=CA² =(4-3)²+(1-4)² =1+9 =10 だから,求める円の方程式は (x-4)²+(y-1)²=10 中心の座標は (4, 1) 半径は √10

問題 4

OX

【円の方程式】⭐ 計算がラクな形を選べばいい! ● 一般形 x²+y²+lx+my+n=0(x, y の2次式で,x²とy²の係数が等しく,xy の項がない時は円!) ● 基本形(グラフが描ける形) (x-a)² + (y-b)² = r² (中心の座標 (a, b),半径 r )

問題 5

選択式

次の方程式はどのような図形を表すか。 x²+y²-6x+8y=0

  • 点(-3, 4) を中心とする半径 5 の円
  • 点(3, -4) を中心とする半径 5 の円
ヒント

与えられた方程式は, x, y の2次式で,x²とy²の係数が等しく, xy の項がない だから,円だ! x²+y²-6x+8y=0 x²-6x+9+y²+8y+16=9+16 → 平方完成できるように 9(x の係数 -6 の半分の 2乗)を左辺に足し,イコールが成り立つように右辺にも足す → y についても同様! (x-3)²+(y+4)²=5²

問題 6

短答式

次の 3点を通る円の方程式を求めよ。 A(3, 1) B(6, -8) C(-2, -4)

  • x²+y²-6x+8y=0

ヒント

円の一般形の式 x²+y²+lx+my+n=0 に各座標を代入して 3l+m+n+10=0 …① 6l-8m+n+100=0 …② -2l-4m+n+20=0 …③ ①②③の連立方程式を解くと l=-6, m=8, n=0 よって x²+y²-6x+8y=0 ちなみにこれは前問と同じ式である この円は △ABC の外接円である! また,その中心は外心である! つまり,外心の座標は (3, -4) である

問題 7

OX

【円と直線の共有点(1)判別式】⭐ ● 2直線の共有点はそれらの方程式を連立させた連立方程式の解である。 ● 同様に円と直線の共有点もそれらの方程式を連立させた連立方程式の解である。 ⇒ 判別式 D とすると D>0,異なる 2つの実数解なら,共有点は 2個→異なる 2点で交わる D=0,重解なら,共有点は 1個→接する D<0,虚数解なら,共有点は 0個→共有点をもたない

問題 8

選択式

円 x²+y²=5 …① は次の直線と共有点をもつか。もつ場合には,その点の座標を求めよ。 (1)y=x+1 (2)y=-2x+5 (3)y=2x-6

  • (1)2点 (2, 1), (-1, -2) で交わる (2)点 (-2, -1) で接する (3)共有点をもたない
  • (1)2点 (-2, -1), (1, 2) で交わる (2)点 (2, 1) で接する (3)共有点をもたない
ヒント

(1)y=x+1 …② を ① に代入して整理すると x²+x-2=0 これを解いて x=-2, 1 ② に代入して x=-2 の時 y=-1, x=1 の時 y=2 (2)y=-2x+5 …③ を ① に代入して整理すると x²-4x+4=0 つまり (x-2)²=0 これを解いて x=2 ③ に代入して y=1 (3)y=2x-6 …④ を ① に代入して整理すると 5x²-24x+31=0 実数の範囲では解をもたないから (判別式をDとすると D<0 だから) 共有点をもたない

問題 9

OX

円 x²+2x+y²=1 …① と 直線 y=mx-m …② が 共有点をもつ時,定数 m の値の範囲を求めよ。 ②を①に代入して x²+2x+(mx-m)²=1 (m²+1)x²+2(1-m²)x+m²-1=0 共有点をもつのは判別式 D/4≧0 だから D/4=-2(m²-1)=-2(m+1)(m-1) ≧0 となるのは 2(m+1)(m-1) ≦0 よって -1≦m≦1

問題 10

OX

【円と直線の共有点(2)中心と直線の距離】⭐ ● 半径 r の円の中心C と直線ℓ の距離を d とすると d < r → 異なる 2点で交わる d = r → 接する d > r → 共有点をもたない

問題 11

選択式

円 x²+2x+y²=1 …① と 直線 y=mx-m …② が 共有点をもつ時,定数 m の値の範囲を求めよ。

  • -1 ≦ m ≦ 1
  • -1 < m < 1
ヒント

共有点をもつのは 1個の時と 2個の時がある ①を変形して (x+1)²+y²=(√2)² 円は中心が (-1, 0) 半径が√2である また②から mx-y-m=0 だから 円の中心と直線との距離 d は d=|m・(-1)-1・0-m|/√{(m²+(-1)²} =2|m|/√(m²+1) ≦ √2 より 両辺とも負ではないから,それぞれ2乗しても大小関係は変わらないから 4m²/(m²+1) ≦ 2 4m² ≦ 2(m²+1) 2m² ≦ 2 m² ≦ 1 よって -1 ≦ m ≦ 1

問題 12

短答式

半径 r の円 x²+y²=r² と直線 3x+y-10=0 が接する時,r の値を求めよ。

  • √10

  • r=√10

ヒント

この円の中心は原点であり,半径は r である。 原点と直線との距離 d は d=|3・0+y・0-10|/√(3²+1²) =|-10|/√10 =√10 円と直線が接するのは d=r の時である。 よって r=√10

問題 13

OX

【中心が原点である円の接線の方程式】⭐ 円 x²+y²=r² 上の点P(x₁,y₁) における接線ℓ の方程式は x₁x+y₁y=r²

ヒント

理由: 接線ℓ は直線OP に垂直である [1] x₁≠0, y₁≠0 の時 直線OP の傾きは y₁/x₁ だから,接線ℓ の傾きは -x₁/y₁ である よって,直線ℓ の方程式は y-y₁=-x₁/y₁ × (x-x₁) →両辺に y₁ を掛けて分母を払うと y₁y-y₁²=-x₁(x-x₁) x₁x+y₁y=x₁²+y₁²=r² …① [2] y₁=0 の時は x=r または x=-r [3] x₁=0 の時は y=r または y=-r [2],[3] の時も ① は成り立つ よって どんな時も ① は成り立つ

問題 14

短答式

円 x²+y²=25 上の点 (3, -4) における接線の方程式を求めよ。

  • 3x-4y=25

ヒント

円 x²+y²=r² 上の点P(x₁,y₁) における接線ℓ の方程式は x₁x+y₁y=r²

問題 15

選択式

点A(1, 3) から円 x²+y²=5 に引いた接線の方程式と接点の座標を求めよ。(答えは一つとは限らない)

  • 接線 2x+y=5,接点 (2, 1)
  • 接線 -x+2y=5,接点 (-1, 2)
ヒント

接点をP(x₁, y₁) とすると Pは円上にあるから x₁²+y₁²=5 …① Pにおける接線の方程式 x₁x+y₁y=5 はA(1, 3) を通るから x₁+3y₁=5 …② ①②を連立させて解くと y₁=1, 2 より y₁=1 の時 x₁=2 y₁=2 の時 x₁=-1

問題 16

OX

【2円の位置関係】数学Aで習ったね⭐ 2円の位置関係は 5つの場合があり,関係式は次のようになる。ただし,r₁>r₂ とする。 半径の和,半径の差,中心間の距離を考える! (1) 互いに外部にある:d>r₁+r₂ (2)外接する:d=r₁+r₂ (3)2点で交わる:r₁-r₂<d<r₁+r₂ (4)内接する(1点を共有する):d=r₁-r₂ (5)一方が他方の内部にある:d<r₁-r₂

ヒント

このことから,例えば 2円が共有点をもつ条件は ① 異なる 2点で交わる: r₁ - r₂ < d < r₁ + r₂ 半径の差<中心間の距離<半径の和 ② 2円が外接する: d = r₁ + r₂ 中心間の距離=半径の和 ③ 2円が内接するかまたは一致する: d = r₁ - r₂ 中心間の距離=半径の差 ①②③ をまとめると 2円が共有点をもつ条件は r₁ - r₂ ≦ d ≦ r₁ + r₂ 半径の差≦中心間の距離≦半径の和

問題 17

OX

中心が点(4, 2) の円C₁ と,方程式が x²+y²=5 の円C₂ が外接する時,円C₁ の方程式を求めよ。 考え方 中心間の距離=半径の和 答え C₁ の半径を r とする。 C₂ は中心が原点,半径が √5 の円である。 中心間の距離 d=√{(4-0)²+(2-0)²}=2√5 よって 2√5=r+√5 r=√5 ゆえに C₁ の方程式は (x-4)²+(y-2)²=5

問題 18

OX

次の 2つの円の共有点の座標を求めよ。 x²+y²=5 …① x²+y²-6x-2y+5=0 …② 考え方 ● 2直線の共有点→連立方程式の解 ● 円と直線の共有点→連立方程式の解 ● 2円の共有点も連立方程式の解! ①-②より 6x+2y-10=0 y=-3x+5 …③ これを①に代入して x=1 の時 y=2 x=2 の時 y=-1 だから 共有点は (1, 2), (2, -1)

ヒント

③の式は,2円の共有点を通る直線の方程式だね!

問題 19

OX

【2つの円の交点を通る図形】⭐ 復習【直線と直線の交点を通る直線】は (ax+by+c)+k(a'x+b'y+c')=0 とおく! 同様に【円と円の交点を通る円】は (x²+y²+...)+k(x²+y²+...)=0 とおく! k=-1 の時は直線になる!【x²とy²の項が消えてなくなるから】

問題 20

OX

2つの円 x²+y²-5=0 …① x²+y²-6x-2y+5=0 …② の2つの交点と 点(0, 3) を通る円の方程式を求めよ。 k を定数とすると x²+y²-5+k(x²+y²-6x-2y+5)=0 …③ は①②の交点を通る図形を表している。 ③が (0, 3) を通るから 0+9-5+k(0+9-0-6+5)=0 8k=-4 k=-1/2 ③に代入し x²+y²+6x+2y-15=0

ヒント

k(x²+y²-5)+x²+y²-6x-2y+5=0 を ③ としてもよい

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