気を付けてね A²-B² を計算する時には,まず,A>0, B>0 であることを確認し,示す必要がある! この問題の不等式では A>0, B>0 かどうかは分からないので A²-B² を使っても証明はできないよ
全て正しいよ 特に B. C. より -a ≦ |a| ≦ a D. の |a|² = a² はよく覚えておこう!
等号成立は |ab|=ab の時 すなわち ab≧0 だね
相加平均
相乗平均
ルートの中身は正でなければならないから,a>0, b>0 は必須だよ
求める左辺の x と 1/x の積は,1 となり定数である。 x>0 だから 1/x>0 より相加・相乗平均の関係が使える。 つまり x>0, 1/x>0 より,相加・相乗平均の関係から x + 1/x ≧ 2√(x × 1/x) = 2 等号成立は x = 1/x すなわち x=1 の時
x<0 の時,-x>0 であるから,1/(-x)>0 でもある また -x と 1/(-x) の積は,1 となり定数である。 だから 相加・相乗平均の関係が使える。 つまり -x + 1/(-x) ≧ 2√{-x × 1/(-x)} = 2 よって -x + 1/(-x) ≧ 2 x+1/x ≦ -2 等号成立は -x=1/(-x) すなわち x²=1 つまり x<0 だから x=-1 の時
A. が間違いである理由: x + 1/x ≧ 2 …① の不等式自体は合っているし,等号成立が x=1 の時というのも合っている x + 4/x ≧ 4 …② の不等式自体は合っているし,等号成立が x=2 の時というのも合っている しかし,① は x=1 の時に等号成立し,② は x=2 の時に等号成立する! だから,辺々を掛け合わせた式 (x + 1/x) (x + 4/x) ≧ 2×4 を満たす x は存在しない!