(1)(x+1)³ =x³+3・x²・1+3・x・1²+1³ =x³+3x²+3x+1 (2) (2x-y)³ =(2x)³-3・(2x)²・y+3・2x・y²-y³ =8x³-12x²y+6xy²-y³ 慣れてきたら,係数部分(数字)だけ頭の中で計算すればいいね 文字の部分は x は 3乗,2乗,1乗,0乗 と減っていき,y は 0乗,1乗,2乗,3乗と増えていっているから (0乗が 1になることは後から学ぶ) つまり (2x-y)³ =2³だから8,マイナス 3・2²・1 で 12,3・2・1²,マイナス 1³ と頭の中でやりながら手ではこう書く =8x³-12x²y+6xy²-y³
3. 4. の特徴を覚えよう! 「最初に (a+b) があって,次はその2乗,つまり a²+2ab+b² に似ているけど,真ん中の項が符号が逆で,1」なら,最初の a+b で a が 3乗,b も3乗になる! (だから最終的に項が 2個になるんだね) 「最初に (a-b) があって,次はその2乗,つまり a²-2ab+b² に似ているけど,真ん中の項が符号が逆で,1」なら,最初の a-b で a が 3乗,b も3乗になる! (だから最終的に項が 2個になるんだね)
(2)で 8y³ は (2y)³ を計算して求めるのではなく 2³ を計算して y³ を書くのでもなく (x-2y) の 2 と (x²+2xy+4y²) の 4 を掛けて 8 を求めればいいよ
(1) x³-6x²+12x-8 は 最初の項が x の 3乗,最後の項 8 は 2 の 3乗だから (x-2)³ を予想して =x³-3・x²・2+3・x・2²-2³ =(x-2)³ (2) x³+64 は 64 が 4 の 3乗だから, まず (x+4) と書いて それを見ながら (x²,次はマイナスで x と 4 の積,4² の 16) と書けばいい
例えば ①~⑤のうち,3個から a を取り,2個から b を取ると,その積は a³b² である。⭐ この a³b² となる a,b の取り方の総数は①~⑤の5個から a を 3個を選ぶ組み合わせの総数に等しい。つまり,₅C₃ で表される。 もちろん,b を 2個選ぶ組み合わせの総数,₅C₂ の方が計算はラク。 したがって,(a+b)⁵ の展開式における a³b² の項の係数は ₅C₃(または ₅C₂)である。⭐ 要するに,その項は ₅C₂ a³b² と表される!
以下のことを思いだそう! (a+b)⁵ の展開式における a³b² の項の係数は ₅C₃(または ₅C₂)である。 要するに,a³b² の項は ₅C₂ a³b² と表される!
-160
展開式の一般項は ₆C_r (2x)^(6-r)(-1)^r =₆C_r 2^(6-r)(-1)^r x^(6-r) x³ の項の係数を求めるから 6-r=3 を解くと r=3 よって,求める係数は ₆C₃×2³×(-1)³=-160
A. のやり方を使って B. を導く だけど,結果を覚えておくといいよ
恒等式
恒等式の恒の訓読みは「つね-に」だよ つまり,「いつも成り立つ式」
a=2, b=-1
a=2,b=-1
両辺に (x+1)(x+2) を掛けると x+3 = a (x+2) + b (x+1) 右辺を整理すると (a+b) x + (2a+b) 係数比較して 1=a+b 3=2a+b これを解いて a=2, b=-1