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例えば,A組,B組 2クラスの生徒の得点データがあった場合(どちらも平均60点とする) 例えば分散は25点²や81点² などとなる B組の方が分散している(散らばっている)のは分かるが 81点²ではイメージがわかない そこでその平方根を求めると A組,B組の標準偏差は5点,9点となる つまり,【標準偏差はデータが平均値の周辺でどれくらいばらついているか】を表す A組は標準偏差が5点なので,平均得点60点に対して±5点(55~65点)の変動が標準的にあったことを示している B組は標準偏差が9点なので,平均得点60点に対して±9点(51~69点)の変動が標準的にあったことを示している
【分散】 分散 = 偏差の2乗の平均値⭐ または 分散 = 2乗の平均値 -(平均値)²⭐
データの各値全てに b を足すと,データの各値も平均値も b だけ増加する →だから,データの各値から平均値を引いた差,つまり,偏差は変わらない →したがって,分散と標準偏差は変わらない
データの各値全てに a を掛けると,データの各値も平均値も a 倍になる →だから,データの各値の偏差も a 倍になる →したがって,分散は a² 倍になり,標準偏差は |a| 倍になる
散布図における点の分布が,1つの直線に接近しているほど相関が強いと言い,散らばっているほど相関が弱い,と言うね
【共分散】は【 x の偏差と y の偏差 の積の平均値 】だね ちなみに【分散】は【偏差の2乗の平均値】だね