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Pro Plan専用マップで製作されたクイズ
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高校 1
数学

数Ⅰ 12. データの分析(2)分散,標準偏差,相関⭐

まなぶてらす じょん先生
2
追加された問題 (16/ 20)
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公開クイズ

問題 1

OX

【散らばり具合を表す方法】 ● 四分位範囲: データの値を大きさの順に並べた時,4等分する位置にくる値【3つ】を用いて散らばり具合を表す ● 箱ひげ図: データの最小値,データを大きさの順に並べた時に4等分する位置にくる値 3つ,最大値の【5つ】を用いて散らばり具合を表す ● 分散,標準偏差: データの【全ての値】を用いて散らばり具合を表す

問題 2

短答式

【偏差】⭐ 変量 x のデータの値を x₁, x₂, x₃, ..., x_n とすると 平均値 ⁻x:(x₁+x₂+x₃+...+x_n) / n 偏差とは,【それぞれの値と平均値との差】つまりそれぞれの値の【平均とのズレ】 x₁-⁻x x₂-⁻x x₃-⁻x ... x_n-⁻x だから,これらの総和は (x₁+x₂+x₃+...+x_n) - n × ⁻x = ?

  • 0

問題 3

短答式

偏差の総和は 0 だから 偏差の平均値も?

  • 0

問題 4

OX

次のようなデータがある 1, 5, 3, 1, 2, 0 平均値は 2 偏差は順に -1, +3, +1, -1, 0, -2 偏差の平均値は (-1+3+1-1+0-2)/6 = 0

問題 5

OX

【分散】⭐ 偏差(平均値との差)を求めても その総和は 0 になるし だから偏差の平均値も 0 になるから 偏差では散らばり具合は分からない そこで,偏差の2乗を考え,【偏差の2乗の平均値】を求める これを【分散】と言う 分散の値が大きい →平均値から離れているデータが多い →それだけ分散している →散らばっている

問題 6

OX

【標準偏差】⭐ヒントも 【分散は偏差の2乗の平均値】だから 単位は元の単位を2乗したもので変化してしまっている 元単位に戻すためその平方根を求める→これを標準偏差と言う つまり【標準偏差とは分散の平方根】 →各データが平均値から標準的にいくつ離れているか すなわち 標準偏差 s=√分散 分散 s²={(x₁-⁻x)²+(x₂-⁻x)²+(x₃-⁻x)²+ ... +(x_n-⁻x)²}/n

ヒント

例えば,A組,B組 2クラスの生徒の得点データがあった場合(どちらも平均60点とする) 例えば分散は25点²や81点² などとなる B組の方が分散している(散らばっている)のは分かるが 81点²ではイメージがわかない そこでその平方根を求めると A組,B組の標準偏差は5点,9点となる つまり,【標準偏差はデータが平均値の周辺でどれくらいばらついているか】を表す A組は標準偏差が5点なので,平均得点60点に対して±5点(55~65点)の変動が標準的にあったことを示している B組は標準偏差が9点なので,平均得点60点に対して±9点(51~69点)の変動が標準的にあったことを示している

問題 7

OX

次のようなデータがある 0, 1, 1, 2, 3, 5 平均値は 2 偏差は順に -2, -1, -1, 0, +1, +3 偏差の2乗は順に 4, 1, 1, 0, 1, 9 分散つまり偏差の2乗の平均値は 16/6=8/3(≒2.66) 標準偏差は √(8/3)=2√6/3(≒1.63) 実際,平均値の2±1.63つまり0.37から3.63の間にデータは大体あると言える

問題 8

OX

【分散】ヒントも 偏差の2乗の平均値 分散には別の表し方もある s²={(x₁-⁻x)²+(x₂-⁻x)²+...+(x_n-⁻x)²}/n ={(x₁²+x₂²+...+x_n ²)-2⁻x(x₁+x₂+...+x_n)+n(⁻x)²}/n =(x₁²+x₂²+...+x_n ²)/n-2⁻x(x₁+x₂+...+x_n)/n+(⁻x)² =(x₁²+x₂²+...+x_n ²)/n-(⁻x)²

ヒント

【分散】 分散 = 偏差の2乗の平均値⭐ または 分散 = 2乗の平均値 -(平均値)²⭐

問題 9

選択式

【変量の変換】⭐ データの各値全てに b を足すと以下はどう変わるか,あるいは変わらないか。 (1)平均 (2)偏差 (3)分散 (4)標準偏差

  • (1)平均は b 増加 (2)偏差は b 増加 (3)分散は b² 増加 (4)標準偏差は b 増加
  • (1)平均は変わらない (2)偏差は変わらない (3)分散は変わらない (4)標準偏差は変わらない
  • (1)平均は変わらない (2)偏差は b 増加 (3)分散は b² 増加 (4)標準偏差は b 増加
  • (1)平均は変わらない (2)偏差は b 増加 (3)分散は b 増加 (4)標準偏差は b 増加
  • (1)平均は b 増加 (2)偏差は変わらない (3)分散は変わらない (4)標準偏差は変わらない
ヒント

データの各値全てに b を足すと,データの各値も平均値も b だけ増加する →だから,データの各値から平均値を引いた差,つまり,偏差は変わらない →したがって,分散と標準偏差は変わらない

問題 10

選択式

【変量の変換】⭐ データの各値全てに a を掛けると以下はどう変わるか,あるいは変わらないか。 (1)平均 (2)偏差 (3)分散 (4)標準偏差

  • (1)平均は変わらない (2)偏差は変わらない (3)分散は変わらない (4)標準偏差は 変わらない
  • (1)平均は a 倍 (2)偏差は a 倍 (3)分散は a² 倍 (4)標準偏差は a 倍
  • (1)平均は a 倍 (2)偏差は a 倍 (3)分散は a² 倍 (4)標準偏差は |a| 倍
  • (1)平均は変わらない (2)偏差は a 倍 (3)分散は a² 倍 (4)標準偏差は a 倍
  • (1)平均は変わらない (2)偏差は a 倍 (3)分散は a² 倍 (4)標準偏差は |a| 倍
ヒント

データの各値全てに a を掛けると,データの各値も平均値も a 倍になる →だから,データの各値の偏差も a 倍になる →したがって,分散は a² 倍になり,標準偏差は |a| 倍になる

問題 11

OX

【変量の変換】⭐ a,b は定数とする 変量 x のデータから y = ax + b によって新しい変量 y のデータが得られるとする x,y の平均値を ⁻x,⁻y 分散を (s_x)²,(s_y)² 標準偏差を s_x,s_y とすると ⁻y = a ⁻x + b (s_y)² = a²(s_x)² s_y = |a| s_x と表される

問題 12

選択式

【2つの変量の間の関係】 2つの変量からなるデータについて, 一方が増えると他方も増える傾向がみられる時は何と言うか。 また,一方が増えると他方が減る傾向がみられる時は何と言うか。 さらに,どちらの傾向もみられない時は何と言うか。

  • 正の相関がある,負の相関がある,相関がない
  • 負の相関がある,正の相関がある,相関がない
  • 相関が強い,相関が弱い,相関がない
ヒント

散布図における点の分布が,1つの直線に接近しているほど相関が強いと言い,散らばっているほど相関が弱い,と言うね

問題 13

OX

2つの変量 x,y からなるデータの散布図において x の n 個のデータの平均値を ⁻x y の n 個のデータの平均値を ⁻y とする ⁻x,⁻y を境界として,データの散布図を4つの領域に分ける ① 右上 ② 左上 ③ 左下 ④ 右下 例えば点(x₁,y₁)が ①③ にある時は (x₁-⁻x)(y₁-⁻y) > 0 ②④ にある時は (x₁-⁻x)(y₁-⁻y) < 0

問題 14

OX

【共分散】⭐ (前問の続き) 点(x₁,y₁)が ①③ にある時は (x₁-⁻x)(y₁-⁻y) > 0 ②④ にある時は (x₁-⁻x)(y₁-⁻y) < 0 だから 【 x の偏差と y の偏差 の積の平均値】を利用すると x と y の相関が調べられるようになる これを【共分散】と言い,s_xy で表す x と y の間に正の相関がある時共分散は正,負の相関がある時共分散は負となる

問題 15

OX

【共分散】⭐ 共分散 s_xy は次の式で表される s_xy = {(x₁-⁻x)(y₁-⁻y)+(x₂-⁻x)(y₂-⁻y)+...+(x_n-⁻x)(y_n-⁻y)}/n

ヒント

【共分散】は【 x の偏差と y の偏差 の積の平均値 】だね ちなみに【分散】は【偏差の2乗の平均値】だね

問題 16

OX

【相関係数】⭐ 相関の【強弱】をみるために 共分散を x の標準偏差と y の標準偏差の積で割った値を考える これを x と y の相関係数と言い,r で表す つまり r = s_xy / ( s_x × s_y ) 相関係数 r は -1 ≦ r ≦ 1 であることが知られている 正の相関が強いほど 1 に近づき 負の相関が強いほど -1 に近づく 相関がない時は 0 に近い値をとる

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