B. は三角形の合同条件「1辺とその両端の角がそれぞれ等しい」と似ているね でも両端の角である必要はない なぜ? 2角が分かっていれば(180°から引いて)残りの角も求まるから 結局は両端の角も分かるんだね C. は三角形の合同条件「2辺とその間の角がそれぞれ等しい」と似ているね でもその間の角である必要はない ただし,0°≦θ≦180° では sin は 2つ角度が出てくることに注意してね
2
a = 2
a / sin A = b / sin B に代入して・・・
この公式の図形的意味が重要! 【直角三角形がそうでなくなった時,斜辺がどの程度伸び縮みするかを示している!】 A が 90° になって直角三角形になったら? a² = b² + c² という三平方の定理になるね だから Aが鋭角の時は a は その斜辺よりは短くなり どれだけ短くなるかを示しているのが 2bc cos A! Aが鈍角の時は a は その斜辺よりは長くなり どれだけ長くなるかを示しているのが 2bc cos A! (鈍角の時 cos A はマイナスになるから - cos A はプラスになるね)
√13
a=√13
角A が分かっているから,a² = の式を使うよ
A. のやり方だと cos C が分からないから行き詰ってしまう B. のやり方だとこの問題では,sin A = 1 / √6 となって行き詰ってしまう C. だと b² = c² + a² - 2ca cos B より c² - 2c - 2 = 0 となるから,解の公式を使って c = 1 ±√3 c > 0 より( c は辺の長さだからマイナスになることはない) c = 1 + √3
60
60°
60度
C を求めよとあるので c² = a² + b² - 2ab cos C を変形して cos C = ( a² + b² - c² ) / 2ab に代入して・・・
2辺とその間の角が分かっているから余弦定理を使う (正弦定理を使おうとしても A, B, c が分からないから式を作れない) しかも C が分かっているから c² = の式を使う c² = 6 より c > 0 だから c = √6 a² = の余弦定理を頭の中で変形して cos A = の式を作り,全て代入して A = 45° だから B = 180° - 45° - 75° = 75°
答え: C=45°の時,A=105°,a=√3+1 C=135°の時,A=15°,a=√3-1 ちなみに B. で a が求まった後 a² = の余弦定理を使うと cos A が分からないので行き詰ってしまう→そこで c² = の式を使うんだよ また A. で使ったことを覚えておくと将来使えるよ(それは次の問題で)
図より角Bも角Cも鋭角なら,BC つまり a は a = c cos B + b cos C 図より角Cが鈍角なら,BC つまり a は a = BH-CH = c cos B - b cos ( 180° - C ) = c cos B - ( - b cos C ) = c cos B + b cos C だから a = c cos B + b cos C は鈍角でも鋭角でも成り立つ!
正弦定理より a:b:c=sin A:sin B:sin C だから a:b:c=7:5:3 この時,正の数kを用いて a=7k, b=5k, c=3 と表すことができる aが最大辺だから,Aが最大角である 余弦定理より cos A = {(5k)²+(3k)²-(7k)²}/(2×5k×3k)=- 1/2 よって,最大角は A=120° ★ここで,a=7, b=5, c=3 とするのは結果は同じでも間違い!(比と長さは別のものだから) ⭐a : b : c = 7 : 5 : 3 である△ABCは,三角形の大きさに関係なく,常に A=120° となる!
a sin A sin C + b sin B sin C = c ( sin² A + sin² B ) で (左辺) = a × a/2R × c/2R + b × b/2R × c/2R = c(a²+b²)/4R² また(右辺) = c { (a/2R)² + ( b/2R)² } = c { (a²+b²)/4R² } = c(a²+b²)/4R² だから与式は成り立つ
a ( b cos C - c cos B ) = b² - c² で (左辺) = a { b × (a²+b²-c²)/2ab - c × (c²+a²-b²)/2ca } = { (a²+b²-c²) - (c²+a²-b²) } / 2 = (2b²-2c²)/2 = b²-c² =(右辺)