A. は中学生のやり方 B. は高校生のやり方
①②をまとめると (y₂-y₁)(x-x₁)-(x₂-x₁)(y-y₁)=0
A. は中学生のやり方 B. は高校生のやり方
A. は中学生のやり方 B. は高校生のやり方
直線 2x+3y+4=0 の傾きは -2/3 ●それに平行な直線の傾きも -2/3 その直線が (2, 1) を通るから y-1=-2/3 (x-2) より y=- 2x/3+7/3 ●それに垂直な直線の傾きは 3/2 その直線が (2, 1) を通るから y-1=3/2 (x-2) より y=3x/2-2
①の導き方: 直線 ax+by+c=0 が原点が通るように平行移動すると,その式は ax+by=0 …③ これが,点(x₁, y₁) を通るように平行移動すると a(x-x₁)+b(y-y₁)=0 ②の導き方: ③の直線の傾きは -a/b だから ③と直交する直線は y=bx/a つまり bx-ay=0 それが,点(x₁, y₁) を通るように平行移動すると b(x-x₁)-a(y-y₁)=0 これが有効なのは -2x+ay+1=0 のように y の 係数が文字の場合 すぐに y=2x/a-1/a としてはダメ! a=0 と a≠0 の場合分けが必要! ①②を知っていれば場合分けが不要!
点 (x₁, y₁) を通り,直線 ax+by+c=0 に平行な直線と垂直な直線は 平行な直線 a(x-x₁)+b(y-y₁)=0 …① 垂直な直線 b(x-x₁)-a(y-y₁)=0 …② ①は a, b はそのままで x-x₁, y-y₁ ②は -a, b を入れ替えて x-x₁, y-y₁ だから 平行な直線は 2(x-2)+3(y-1)=0 垂直な直線は 3(x-2)-2(y-1)=0
(-3, -4)
(-3,-4)
直線ℓ に関して対称な点 P, Q [1] PQ ⊥ ℓ [2] 線分PQ の中点が ℓ 上にある ⇒ Q(a, b) とおいて,連立方程式を解く! [1] 直線 ℓ の傾きは y=-x-1 だから -1 Q(a, b) とおくと直線PQ の傾きは (2-b)/(3-a) (もちろん (b-2)/(a-3) もOK) よって (2-b)/(3-a)・(-1)=-1 ←垂直条件 つまり a-b=1 …① [2] 中点の座標は {(3+a)/2, (2+b)/2} でそれが直線上にあるから (3+a)/2+(2+b)/2+1=0 つまり a+b=-7 …② ①②より a=-3, b=-4
原点を通り ax+by+c=0 …① に垂直な直線は b(x-0)-a(y-0)=0 より bx-ay=0 …② ①②の交点を H(p, q) とすると ①②の連立方程式を解いて p=-ac/(a²+b²) q=-bc/(a²+b²) d=√(p²+q²) =√{c²(a²+b²)/(a²+b²)²} =√(c²)/√(a²+b²) =|c|/√(a²+b²)
理由: 前問の通り,原点 O と直線 ax+by+c=0 の距離 d は d=|c|/√(a²+b²) だから 点P が 原点に重なるように,点P も 直線ℓ も平行移動し,移動後の直線をℓ' とすると,その式は ℓ' 上のどんな点 (x, y) に対しても,点(x+x₁, y+y₁) が ℓ 上にあるから a(x+x₁)+b(y+y₁)+c=0 が成り立つ 整理して ax+by+(ax₁+by₁+c)=0 よって,【原点】と【直線ℓ'】 の距離は |ax₁+by₁+c|/√(a²+b²) である これは求める【点P】と【直線ℓ】の距離 d と同じである!
2
点(2, 3) と直線 3x-4y-4=0 との距離は d=|3・2-4・3-4|/√(3²+4²) =|6-12-4|/√25 =|-10|/5 =2
放物線上の点P を P(t, t²-4t+5) とおくと 点P と直線との距離 d は d=|2t+(t²-4t+5)+3|/√(2²+1²) =|t²-2t+8|/√5 =|(t-1)²+7|/√5 よって t=1 の時,d の最小値は 7/√5 また,P の座標は (1, 2) ←t=1 だから
理由: 点P は①上にも②上にもあるから,k がどんな値をとっても③の表す図形は点P を通る ③を整理すると 〇x+△y+□=0 …③' ここで,係数〇と△は同時に 0 になることはないから ③は x, y の 1次式である したがって,③は直線①②の交点を通る直線を表す (ただし,k が掛けられている式の直線②は表さない)